筑波大学システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻科目一覧

医用イメージング工学特論

担当教員
(電子メール)






オフィスアワー
椎名 毅  (しいな つよし)
 
( shiina@cs.tsukuba.ac.jp )
工藤博幸 (くどう ひろゆき)

  ( kudo@cs.tsukuba.ac.jp )
滝沢穂高 (たきざわ ほたか)
  ( takizawa@cs.tsukuba.ac.jp )
山川 誠  (やまかわ まこと)
  ( yamakawa@mibel.cs.tsukuba.ac.jp )
時間は特に指定しないが、事前にメールで連絡のこと
椎名 (総B棟909), 工藤(総B棟902), 滝沢(総B棟910), 山川(VBL202-1)
科目番号
分野
授業形態
01CC502 (前期課程), 02CC033(一貫制)
メディア工学分野
講義

学期
時限
教室
3学期
月曜日 4-5 時限
総B0112

授業概要 複雑で変化に富む生体システムの内部構造や機能を計測することは、そのメカニズムの解明と工学的な応用、さらに医療における診断・治療に必要な情報を得るために重要である。ここでは、計測対象としての生体の特殊性、様々な生体からの情報を得るための要素技術として、各種のセンサや、イメージングのための情報処理技術、さらに医療画像診断システムの基礎について概説する。

予備知識 特別なものは必要ないが、信号処理や画像処理、電子回路の基礎知識があれば、講義内容の理解が容易になると思われる。

授業内容 1.生体物性
  ・電気特性
  ・機械特性
  ・光特性
  ・放射線特性その他
2.生体計測とイメージング
  ・能動計測
  ・受動計測
3.生体計測用センサとトランスデューサ

  ・
電気、磁気、超音波等を用いたセンシングデバイス
4.各種の医用イメージングシステム
  ・CT
  ・超音波装置
  ・MRI
  ・PET
5.医用イメージングと診断支援
  ・医用画像処理
  ・計算機診断支援


教科書 特に指定しない。適宜プリントを配布する。

参考書 「医用工学入門」、コロナ社
  -生体物性から医用画像装置まで平易に解説
「ME機器ハンドブック」、 日本電子機械工業会偏
  -現在、実用化されている医用機器の原理、適用について解説
「医用画像診断装置」、コロナ社
  -CT、MRI、超音波診断装置、PETのについて解説
放射線技術学シリーズ「放射線物理学」、オーム社
  -10章に超音波診断装置について詳細に解説

成績評価 レポート課題の成績、出席状況をもとに総合的に評価する。

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